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今年は「温泉地の再編元年」?? [秘境案内]

 19日の朝日新聞土曜版「be on Saturday」にこのような記事が載っていましたが....

循環式や加水をやめ、源泉かけ流しへ 自然豊かで良質の湯に人気

内容としてはタイトルのままですし、去年から散々言われ続けている内容を再度取り上げただけという感も無きにしもあらずですが....
人が集まっている温泉地の例として、大分県竹田市の長湯温泉、熊本県南小国町の黒川温泉、秋田県仙北市の乳頭温泉郷が取り上げられるのももはや”お約束”みたいなものですし(^^;;。
(とか言いつつ、店主は長湯温泉は行ったことがないのですが(^^;;)
まあ、結論としては、当たり前でないといけないことが当たり前になった、というだけなんですよね(^^;;。

 ただ、この手の記事にはこれまたお約束の(笑)、札幌国際大学観光学部の松田忠徳教授曰く「昨年の温泉の不当表示問題以来、様々な温泉地に変化が起きています。今年は温泉地の再編元年になるかも知れません」というのはある意味事実でしょうね。
事実、去年まで「源泉かけ流し」という言葉は温泉好きの間でしか聞かれることの無かった用語でしたし、一般的な新聞や雑誌等の記事で温泉地が取り上げられても「源泉かけ流し」なんて言葉は入ることもなかったのですが、今年になってから新聞・雑誌・テレビの旅番組などでは頻繁に「源泉かけ流し」という言葉を聞くようになりましたし、実際に職場で「私事旅行願」を申請する際でも上司から「温泉は源泉かけ流しか??」とか訊かれたりなど、「源泉かけ流し」という言葉が膾炙されたというか、すっかり一般的に定着した節も見られます。

また、これだけ用語が定着すればやるだろうなということも既に起き始めており、前述の記事によれば、JTBの関連会社JTBサン&サンでは「源泉かけ流しの宿「湯宿」」というパックツアーを組んで盛況を集めているとか....
基本的に「源泉かけ流し」が出来る温泉というのは、相当湯量が豊富な知名度のあるところもそこそこありますが、やはり田舎の湯治場など一軒宿のところが多く、そういうところはあくまでも湯治客や個人客を迎え入ることを前提にしており、個人的にはそういうところへツアーで来られるのはどうかとも思うのですが....
(前述のツアーでは、さすがにそうした湯治場の一軒宿は見あたらなかったようですが....でも最近では乳頭温泉郷の鶴の湯温泉にツアーが大挙して来るほどですから末恐ろしいものですが(^^;;)

 そろそろ寒くなってきた時期ですし、店主としてもいよいよ秘湯の宿へ行ってしんみりと温泉へ浸かりに行きたいものですが....(^^)
今年は結局日帰り温泉しか行けませんでしたので(涙)、来年早々こそはと思っているところです(^^)。


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