ふるさと切手「コウノトリ野生復帰」の発行 [郵便局]
4月27日付で日本郵政公社より、6月6日(月)に発売される「コウノトリ野生復帰」の発行についての報道発表がされています。
(報道発表の全文はこちら)
イラストレーターや絵本作家として知られる永田 萠さんが手がけた作品で、永田さんらしい優しい感じと可愛らしい感じをふんだんに表した一品だと言えましょう。
こうした作風が受けてか、永田さんは他の切手でも手がけているものが多く、ふるさと切手では「淡路花博「ジャパンフローラ2000」」(ふるさと切手 兵庫県・50円&80円 2000年)や「サンタクロース」(ふるさと切手 北海道・80円 1999年)も手がけていますし、特殊切手では「ふみの日」切手に関して1982年、83年、84年、88年、90年、91年と連続して手がけており(1992年、93年は切手の余白部分の絵を手がけている)、他にも「国際花と緑の博覧会記念(寄付金付)」(特殊切手・62円+10円 1989年及び特殊切手・41円+4円 1990年)や「わたしの愛唱歌シリーズ「四季の歌」」(特殊切手・1999年 80円)と数々の種類の切手で画風を見ることが出来ます。
永田さんの画風の特徴として、題材に妖精が用いられることが多いことがあるのですが、この切手でも「コウノトリの背で微笑む妖精は、植物や生き物を見守り育む精霊です」という意味合いがあるそうですね。
#永田 萌さんのオフィシャルサイトはこちら
一般的に「コウノトリ」といえば、「人間の赤ちゃんを運んでくる」と言われることもあって、妊娠・出産の際に縁起物として取り上げられることも多い鳥です。
そうした意味からも、この切手は出産報告の際に使うと非常に喜ばれること受け合いでしょう(^^)。
(ただ、年賀状を含めて、子供の写真入りとなると普通は葉書で出すことが多いので、そう考えると80円切手というのは非効率かもしれませんが....)
しかし、実は「コウノトリ」は以前にもふるさと切手の題材として取り上げられたことがありまして、その時は50円切手として発売されたのですが....
・「辰鼓櫓とコウノトリ」(1994年 ふるさと切手・兵庫県 50円)
ご覧になってお分かりの通り(??)、余りに色合いが地味なのか(爆)、せっかくの題材なのに当時は殆ど評判になりませんでした(爆)。
(確かに出産のお知らせに使うには、非常に暗いというか、ある種怖いというか....(^^;;;)
実際、店主がその昔郵便局でアルバイトしていた時でも、この切手は「売れ残り」として散々言われていた代物でしたし....(^^;;;
今でもこの切手を出産報告とかで使う人は見たことがないですし....
それを考えると、今回のこの切手は結構評判になる&売れるかもしれませんね(^^)v
#例によって「雑貨屋の簡易郵便局」にて「ふるさと切手&風景印絵柄対応表」を更新して掲載していますので、こちらもご覧下さいませ(^^)。
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