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ふるさと切手「神奈川県の花II」の発行 [郵便局]

 6月27日付で日本郵政公社より、8月1日(火)に発売される「神奈川県の花II」の発行についての報道発表がされています。
(報道発表の全文はこちら

つつじ すいせん なでしこ ききょう


 名の通り、一昨年に発行された「神奈川県の花」(ふるさと切手・神奈川県 50円×4種類 2004年)の第二弾という事で、前回に引き続き今回も「神奈川県に縁のある花と神奈川県の名勝等を題材と」した切手なのですが....
また二番煎じ企画の切手かよ!!だの、また性懲りもなく花切手&背景に地元の名勝のセットかよ!!だの、趣旨からして「東京の四季の花・木」シリーズのパクリかよ!!だの、毎度お馴染みの文句がタラタラ出てくる切手ですし、ここまでくると根本からしてダメダメな印象を受けますが....まあ、これだといつもと変わらない展開になるので(爆)、今回は少し見方を変えてみましょう。

 前回はどちらかといえば「花」より「名勝」の方が目立っていた印象を受けたのですが(個人的には「みなとみらい21地区」や「湘南海岸」といった背景に描かれている名勝の方が花より目立っていたと思う)、今回はあくまでも「花」がメインといったところで、「名勝」の方はいたって地味な印象を受けます(^^;;。
実際に、「ききょう」で描かれている「大山から見た富士山」以外は、店主も含めて県外の者からすれば「これってどこなの??」状態だと思われます(爆)。
しかし、「東京の四季の花・木」シリーズのように各市町村の花を取り上げているのも関わらず、花そのもののネームバリューで選んだせいか、これが地元の花か??という印象にかけるきらいがある、ひいては「つつじ」や「すいせん」、「なでしこ」、「ききょう」が名の通り「神奈川県の花」として選ばれる必然性があるのか??という印象を受けます。
実際、比較の対象としてふさわしいかどうかは別として、切手以上に地元の風物や名勝等を描く傾向のある風景印と比較した場合、今回対象となっている花が市町の花として風景印に描かれているのは「すいせん」(足柄上郡大井町)だけだったりしますし....
#今回も、例によって「雑貨屋の簡易郵便局」にて「ふるさと切手&風景印絵柄対応表」を更新して掲載していますので、詳しくはこちらをご覧下さいませ(^^)。
そうなると、数あまたある花切手との違いはどこにあるのかとなると....当然といってしまえばそれまでですが、有るわけがないということになります(^^;;。

しかしデザイン的に見れば、前回がどこかもっさりとした印象を受けたのに対し、今回は4種類とも背景を青空で纏めたということもあり、どこか夏らしいすっきりとした印象を受けますし、また背景の統一感を出すことで花そのものの色彩感の違いをくっきりと醸し出しているのが印象的でしょう。
花の季節感は全く別にしても(「すいせん」とかは冬ですからね)、暑中見舞いなど夏向けの用途で使うと見栄えがくっきりとするかと思われます。
80円切手で一般的な用途も大きいですし、それなりに使えるのではないかと思いますが....いかがでしょうか??(^^ゞ


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