9月6日付で日本郵政公社東京支社より、10月2日(月)に発売される「東京の四季の花・木コレクション」の発行についての報道発表がされています。
(報道発表の全文はこちら)
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この「東京の四季の花・木」シリーズは2000年に初めて発行されて以来今年で7回目を数え、昨今流行り(??)の「花の絵柄を題材にして連刷した」シリーズ物としてはいわば元祖的な存在であるのですが....
#過去の「東京の四季の花・木」シリーズはこちらにて;
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東京の四季の花・木(2000年 ふるさと切手・東京都 50円×5種類)
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東京の四季の花・木II(2001年 ふるさと切手・東京都 50円×5種類)
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東京の四季の花・木III(2002年 ふるさと切手・東京都 50円×4種類)
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東京の四季の花・木IV(2003年 ふるさと切手・東京都 50円×4種類)
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東京の四季の花・木V(2004年 ふるさと切手・東京都 50円×4種類)
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東京の四季の花・木VI(2005年 ふるさと切手・東京都 50円×4種類)
さすがに他のところでも似たような企画が続出し(というか、今やこの手の切手ばかりと言っても良いのですが:爆)、余りに芸がないと思ったのか、あるいは描くネタが無くなったのか(爆)、いずれにせよ今回が「シリーズの集大成です」とのことで、7年に渡って発行されたこのシリーズもいよいよ幕を閉じるようですが....
まあ、「集大成」ということで、今までのシリーズと違って花・木に地元の名所を添えて描かれていますが....はっきり言って一言、やはり
花・木だけで推し進めるには無理があったのでしょうか(爆)。
何せ、「バラ」と「コスモス」は当シリーズの第1回で既に取り上げられていますし、「サクラ」も同じく第2回で取り上げられていますし、「ウメ」も同じく第4回で取り上げられていますし…要するにプレスリリースで言われている「集大成」という売り文句は、過去に取り上げた絵柄を再度使うための逃げ文句だった、という訳ですね(爆)。
しかも「集大成」として有終の美(??)を飾るにしては、今までのシリーズと全く変わり映えのしないタッチですし....(^^;;
(だからこそ、今シリーズでは「赤坂迎賓館」等地元の名所も付け加えたのでしょうが、そうなると正直言って
「神奈川県の花II」や
「九州の花と風景II」等と何ら変わり映えのしない、言わば二番煎じ的なデザインになってしまっていますし....)
まあ、最大公約数的に大多数の人が好みそうな花・木を絵柄に集め、何でも使える無難な切手なだけに、今回もそこそこ売れるのでしょうが....
(現に東京都内の郵便局では過去のシリーズが種類はバラバラですが、大抵1種類はストックされていますし)
しかも、最近のふるさと切手にしては珍しく、発行枚数が1000万枚と久々に大量発行されるようですので、東京支社が「集大成」を飾るその力の入れ様は推し量られるのですが、やはり肝心の絵柄がねぇ....(^^;;;
#一応、例によって
「雑貨屋の簡易郵便局」にて
「ふるさと切手&風景印絵柄対応表」を更新して掲載していますので、こちらもご覧下さいませ(^^)。
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